どういうことだ説明しろ蟹木!

メンタルダウン療養記

ジャッジメントですの!

クエチアピンが2錠処方になって2週間。

睡眠時間は、中途覚醒を挟む5時間半~6時間半を行ったり来たりだ。

時々恐ろしく眠くなり、午前中に眠ってるんだか起きてるんだかわからない横になる時間を取ったりする。多分現状睡眠が足りてないんだろうな。

でも、クエチアピン以前の3時間半~4時間半はガチできつかったので、今はかなりマシと言える。

 

 

 

定期通院が近いのでこの2週間のことを思い出そうとしている。

 

睡眠は上記の通りだ。十分ではないけど前よりはいいといった感じだ。

 

食事は、カロリーメイト生活は完全に脱したと言えよう。レトルトに頼った自炊を3食摂っている。レンチンすら億劫でできなかった以前とはすごい変化じゃなかろうか。しかも、最近は1日に1~2回、鍋を使っている!これはすごいことだ、料理をしているのだから。多分栄養って大事なんだろうな。戦場でも食えなくなった奴から死んでいく、って軍人さんも言ってるし。

 

あと、あんなにも体を動かすことが出来なかったのに、自らストレッチや軽いヨガをし始めた。これは瞑想の地続きかもしれないが、私が「したくて」している。

以前もストレッチやヨガはやっていたが、その時は「日に2時間ストレッチをしないと背中の激痛が収まらない」とか、「ヨガをして少しでも運動をしなければ」とか、なにかしらの強迫観念が少なくともあった。ホットヨガは楽しかったけどやっぱやなんだよな大人数で湿度高いとこで汗だくになるの…ホットヨガは何も悪くないんだけど私が潔癖症過ぎて…美肌効果はあったけど…

 

 

更にだ。先日念願の自転車を購入した。派手色のママチャリだ。派手色が好きだし派手色のほうが盗まれにくいと聞いた。

むかしはロードバイクにのめりこんでいたが、前回のうつ発症の時にそれどころの体力ではなくなりやめてしまった。でもまたいつかやりたくて、車体は部屋に置いている。一目惚れの車体で、すごく綺麗なんだ。この色が好き。

そしてロードに乗らなくなった後都会に引っ越したり、鬼残業で休日は寝て過ごす日々が続いた。よって、ママチャリに乗るのは実に6~7年ぶりではなかろうか。

チャリも買おうか迷いに迷って、数か月迷って、やっと買った。そして乗って驚いた。めっちゃくちゃぎこちない。お前本当にロードやってたんか。自分じゃないものを動かすってこんなに難しかったっけ。いきなりロード再開しなくてよかった――!!ロード再開するときまたバカでか無人駐車場から始めないと危ないな… 自分の体のコントロールできなさに危機感を覚えつつ、都会の歩道狭っと思いつつ、でもママチャリって車道出ていいのか!?と思いつつ、でも進みが速いのは気持ちがよかった。運動不足なのでママチャリ20分でもしっかり血がめぐるのは良いな。

 

 

自分の体がコントロールできない(意図せず足の指ぶつけるとか)は睡眠不足の証拠って何かで読んだけどそうなんかな。

 

 

私が買ったお店は広くてきれいな室内店舗だった。

ロードにハマっていた時、上司からのモラハラに耐えかねて自転車屋に転職したいと思っていた。

店舗にはいろいろなロードバイクも置いてあった。やっぱりキレイでかっこいい。ワクワクする場所だ。それから、買ったママチャリの操作説明を店員さんがしてくれた。こういう、仕組みとか技術のわけわからんもんの話を専門家に聞くの、私は結構好きなようだと気付いた。まあゆっくりオカルト解説とかでオーパーツの話とか見てるしな。関係ないか。「なぜ」が分かるのは楽しい。月射手座だから。

そういえば前職はそんな仕事で、それを私がお客様相手にさらに易しく解説するようなことをしていた。結構気に入っていたし、製造現場でいろいろ見聞きして教わったり、現物を使って繰り返し自分でも作業したりした。説明のために。

そう考えると現職の人たちは、なんで本読んだだけで理解するんだろ。高学歴すぎるから?製造サイド曰くあいつらは理解してないって言ってたけど。みんな頭がいいのか、そういう機会がなさ過ぎたのか。思えば、そういう点において私は恵まれすぎていたと言えよう。

 

 

またスーパー脱線した。

今日書きたかったのは、広場恐怖の話だ。

私は広場恐怖症で、逃げられない場所が怖い。飛行機とか、ライブ会場とか、例えばその場で嘔吐の衝動が来たら逃げ出せない、トイレに行けない、病院に行けない。そう思うと怖くてダメだ。だから、コロナ禍の出張規制とかハッピーでしかなかったし。

 

この前、身内が生ものを食べる仕事で、見事にあたった。

親から身内の近くにいる私に相談があって、何か必要なものがあれば持っていくよとか連絡をした。幸い私が連絡したころにはある程度落ち着いていたようだが、食中毒で入院経験のある私には、身内の辛さは想像に余りある。

もちろんへろへろなので休まざるを得なかったが、仕事に穴をあけることを身内は心配していた。そこで、私の過去のやらかし、私の上司にやらかされたことなどを話し、社会人やってたら絶対どっかで健康やらかしはあるよ、今は休め、先輩たちも経験者だよきっとと伝えた。身内は休暇を取る決意をしたようだが、それを親に報告すると「あいつは体調管理がまだまだだな」といっていて、き、きびし~~~~…と思った。不可抗力だよ、生もの食べるのは仕事の一環だったんだし…

 

私より厳しい人いるんだ。素直に驚いた。そういえば親は、どんなに具合が悪くても薬を飲んで歯を食いしばって仕事に出て、家事も完ぺきにこなした後でぶっ倒れるような人だったか。私より完璧主義じゃね。

 

この一連の騒動で私は思った。「こんなこと滅多に起こらんくね?」

 

恐怖症治療とは厄介で、暴露療法(段々慣れていく)しかないらしいのだが、「外出中に食中毒でぶっ倒れて救急車で運ばれて4日入院した」ことが強くトラウマで私は長距離移動や長時間閉鎖が大の苦手なのだ。これについてよく、「自分の思う不安は99%起こりえないと知る」とかいうけど、100回大丈夫でも今日が101回目かもじゃん!?と常に思って生きてきた。今日体調を崩す確率は常に1/2だ。

だけど、倒れた身内と、それに厳しい親を見て思った。こんなんそうそう起こらんよな。よくお化け屋敷で自分より怖がってる人がいると冷静になるとか言うけど、似た感じの現象だと思う。そんでそんなに厳しく怒んなくても。これは普段の私自身へのコメントにもなる。

 

それから、私は体調不良の規模を考えたことがなかったと気付いた。

例えば汗冷えしておなかを下すのも、食中毒でぶっ倒れるのも、私にはひどく恐ろしいものだった。時には普通の排便すら怖かったこともある。

でも、汗冷え対策とか、運動不足からおなかを下すとか、そういうのは予定時間より前に出たりゆっくり歩いたり、あとはなんか登山とかのインナーを買ったり。そういうので予防できるとしたら。食中毒でぶっ倒れる確率は格段に減るのだ。多分。

で、なんであれ調子が悪いは悪いのだから即帰りましょうと。本で読んだ「イフゼン」というやつだ。もしOOが起きたら、XXする。と決めておく。もうやってるよずっしり想い薬箱持ち歩いたり。と思ったけどまだやれることがありそうだ。症状の分割は考えたことなかったな。

 

 

この前受けたホロスコープ(超詳しい星占い)鑑定で、「善悪でジャッジする傾向がある」と言われた。てんびん座が金星と水星にあるので。

衝撃だった。そ、そうかも~~~…

なんでも善い/悪いで考えてしまう。自分のことも。周囲のことも。

ただありのままを捉えて流すみたいなのが瞑想のやり方だが、「こいつは悪いことをしている」と思ったら「なんでそんなことすんの!?信じられん!!」と思ってしまう。ということに気付いた。表面はどうあれ内心カッとなりやすいというか、いろんなことに怒っている。小さな理不尽から大きな不義理まで。それをまず「不快に思ってんなあ」とか「あっいま自分内心怒ってるな」とか気付かなければならない。右から何かがやってきて左に受け流す。大事なギャグかも。どれだけ私が憤ったって、世界は良くならない。心が世界だって空却も言ってたし。そうぎゃらんばん。

なぜなら憤る時大体、原因を自分に探してしまうからだ。こうすれば回避できるのでは。こういえばいいか。でも過ぎたるは猶及ばざるが如し。やりすぎると自責過多でうつになる。環境などの第三要因を探してみればいい。

 

 

例えば弊社くん、それはもう魑魅魍魎の百鬼夜行かよと思うほどの悪しき環境。

とにかくゴマをすり、自分さえよければよく、上の命令は絶対で、手のひらをくるっくる。まじで気持ち悪い。御堂筋くんが500人でキモッ!の合唱をするくらい気持ち悪い。でも、いろんな最近学んだ知識から言うと、そういう人たちもな何か怖いものがある。なんでそんなに上の命令に従うのかと言えば、多分従わないとすっごく嫌なことが起こるのだろう、私は知らんけど。そして新卒でそういう環境に入って育てられたら、そりゃあモンスターファームにもなるか。

決して許しはしない。共感もしない。でもふーん、と理解はする。そうすると、まあ現実は何も変わらないのだが、ちょっとだけ「未知の恐怖」が「既知の現象」に転じる。かも。

でもモンスターファームで生きる限りは、郷に入らば郷に従えとはよく言ったもので、その地のルールにのっとらないと意見は通らない。そして上の名前を使ったりして調整をせざるを得なくなって、そういう自分にも嫌気がさすのだ。やっぱやめた方が良いな。この会社。