どういうことだ説明しろ蟹木!

メンタルダウン療養記

精神安定剤と生きてるだけで100億点

さっきの不安発作を経て思った。

生きてるだけで100億点である。

金は使え。私が許す!お前は節約とかするフェーズにはいない!

 

それから、私が使った精神安定剤を下記に記す。

 

 

以下は今回の発作で私の使った精神安定剤だ。

 

①「布団」 とにかく逃げる、隠れる、身を隠す。具体的な敵はいないんだけど物理的に隠れることは精神の安寧に有効だと思う。

②「同人作品」 できればちょっとエロくてちょっとアホなのがいい。なぜなら不安から一番遠いのがアホエロだと思うからだ。

③「ロラゼパム 0.5mg」  普通に処方薬だ。効きが速くて助かる。

④「ウーバーイーツ」 金のことは気にしない。なぜなら命の危機だから。食べたいものを正直に頼む。こういう時ファミレスは何でもあって助かる。

⑤「好きなYoutTube」 笑える、いつもみてるもの推奨。安心を得られる。

⑥「ストレス源を書きなぐる」 私がこうなったのは弊社のせい!弊社のせい!弊社のせい!合理的な考えは排除して、何が恐ろしいのかを言語化する。あとこれは後日カウンセリングで相談する。誰だって呪いと接するの嫌に決まってるじゃん!!!!!!!今後弊社関連の書類はバリアでも張ってから接さないとだめだ。

⑦「最近楽しかったものの再摂取」 これはジャンケットバンク。無料分を読み直して、好きなシーンはコインを払って読んだ。効率が悪いので勢いで全巻紙でポチった。マンガはいい。他のこと考えないで没頭できるから。

 

今回の不安発作でよくわかった。

私は生きてるだけで100億点である。

世の中の役に立っているか?今日何か建設的なことをしたか?そんなの関係ねえすぎる。生きてるだけですごいんだよ。呪いの城から生還してんだぞ。奇跡だろ。

 

 

私の身内に、アッシュ・リンクスによく似た人がいる。または島崎慎吾と言ってもいい。ここでは仮に島崎と呼ぶ。

島崎は、戦いのあとは一流の戦士でも休息をとるものだと言った。だから休んでいいんだと。ありがたかった。しかし、島崎に比べたら自分が身を投じた戦いはとてもくらべものにはならないため、おこがましいとは思わんかねという思いがありずっとピンとこなかったのだが、よくよく分かった。

私は呪いの城にいた。そして戦った。そのあと、心を折られた。その傷は簡単には治らない。弊社、株式会社心折りにでも改名したらいいんだ。人の心を折る技術に関しては一流だろ。絶対来るなよ就活生。

 

 

マキさんも乙骨に言っていただろ。「みんながみんな、お前みたいに呪いに耐性があると思うなよ」って。

会社に残っている人は、呪術師のように呪いに耐性のある人たちだ。

私はパンピ。呪いが見えない。強い強い呪いに触れて初めて視認できる。渋谷事変の時に何人か呪いを視認できていたよね、それと同じくらいのアレだ。それをじかに触れたんだ。無事で済むはずがない。

周囲の協力があったとはいえ、私はパンピにもかかわらず呪いと戦った。マヒトと戦ってブギウギと片腕がなくなった葵ちゃんのように、生き残ったけど無茶をした。

弊社がふる~~~~~~~~~~~~~~~~~~い平安時代並みの公家社会なのは前にも言った通りで、つまり上に行けば行くほど、古株なら古株ほど、私には理解しがたい呪いだ。私の同僚たちは、ある意味新しい、「五条先生が育成しようとした」高専側の人間。現体制を疑問に思う人たちも多い。というか好意的なコメントをしている人を見たことがない。

私は、四級術師とか補助監督レベルなのに、真正面から特級複数体とやりあってしまったのだ。ジュンペイのように、メカ丸のように、私が気付かないうちは特級も特級の顔をしていなかった。ところが目を覚ませば一変して、彼らはマヒトでありケンジャクだった。ゲームが違えば10/1D50のSANチェックでも入るところだ。

 

 

いのちがある。

それに感謝したっていい。

アッシュにとって英ちゃんは必要不可欠な人間だ。しかし同時に、英ちゃんの戦闘力は戦場においてアッシュの足手まといになる(というか大体の人間がそう)。

英ちゃんはアッシュと同じ地獄を経験していないから、ショックを受けるなというくらい筋の通らないことを私は言っていたのかもしれない。アッシュの心に寄り添うことと、英ちゃんの戦闘力がいかほどかは関連のないことだ。

アッシュは銃で傷を負ってもすぐに動けた。英ちゃんはブランカがわざと外した銃弾で熱を出して寝込んだ。英ちゃんは情けないと思っただろうが、アッシュは別にそうは思わなかっただろう。看病して寝てろと言って伊部さんに預けていった。

傷を負ったとき、アッシュだって痛くないわけではない。ただ経験値が違うだけ。だからといって、初めて傷を負い動けなくなった英ちゃんを責めたりはしない。

 

 

英ちゃんとアッシュは、得意なことも、ステータスも、経験値も全然違う。

同じ傷を負ったときの対処や重症度や後遺症だって二人は異なるだろう。

互いに生きていたらいい。生きていたら奇跡。

あなたが、わたしが、ここに存在すること。存在魔法が最高の魔法だと、マテリアル・パズルでも読んだじゃないか。

こんなにも呪いだらけの場所で、存在魔法が消えないことの奇跡。すっっっっっごくギリギリで、審判によってはアウトにするかもしれんけど、なんとか逃げ出した判断。

 

 

役に立つだ?それこそおこがましいとは思わんかね。

私は今けが人なのだと、強く認識させられた。四肢を失っても戦わされるなんて二階堂くらいだろ。ていうか義肢ができるまでは二階堂ですら休んでた。

呪いによってけがを負ったら、誰だって休むんだ。五条悟には何でもない敵も、オカ研の先輩のようなパンピ寄りの私にはものすごい脅威だ。指を取り込んだ呪いと戦って、伏黒はけがをした。虎杖は指を飲んだ。先輩はけがして入院した。

私がこれからやるべきは、敵の解析と今後の対策であって、そのまえに命があることに感謝してしっかりと休みいたわることだ。お前よくあんな呪いの城から帰ってこれたねと。

 

 

あの会社、若者を何人病ませた?何人辞めさせた?何人政治で不当な目に遭った?

それが何十年続いたと思ってる。呪いのたまり場にもなるさ。

そこに丸腰のオタクが一匹、真正面からぶつかって、大けがしたまま削られ続けて、でもまだ命があって。これをいたわらないなら、私のほうが鬼じゃないか。

 

 

自分を大事にするってよくわかんないです…とか言ってる場合じゃない。

いたわろう。命があることを喜ぼう。学び直しだ。もう一度。