どういうことだ説明しろ蟹木!

メンタルダウン療養記

早朝覚醒と対峙する

AM 2時とか3時とかに起きちゃう。ネミー・デスナー。

この後二度寝できればいいんだけど、できたところで4時とかに起きちゃう。

諦めてご飯を食べたり洗濯したりゴミ出ししたりして、また布団に戻る。

そろそろ10時とかやろ!と思うんだけどまだ7時。ここ!ほんとはこの時間まで寝てていいんやで!!!!!

 

 

ということで全然治らんどころかひどくなる早朝覚醒

春眠暁を覚えずっていったのは誰だろう。春眠のほうが暁を嫌というほど目に焼き付けている。

でも、焦ったって仕方ない。私は血まみれの兵士なので、早朝覚醒くらいするだろうよ。

 

だから、のんびりと「ねぎらって」「いたわって」過ごしつつ、眠くなった瞬間に細切れに寝ることにした。

細切れ睡眠もすぐ起きちゃうので、1時間眠れれば御の字だ。でも下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。そのうちどれかで深く眠れて、脳が少し休まればいい。

起きている限り、どれだけのんびりしていても情報は入ってくる。マンガ読んだりポケスリしたり、YouTube見たり。それを何も考えない時間を作っているだけでも、まあないよりましだ。なにより、眠いと思う瞬間があるってことは、身体は寝たがっている。寝せてあげよう。それがいたわるってことだよね。

どうせ夜寝たって長くはねられない。眠れるときに寝とけ。なんか戦場会話みたいだけど。

 

 

敵を可視化してから、自分をいたわるという選択肢が私の中に増えた。

嫌なもの、信じられないもの、働いていた時私を苦しめたもの。

それは意外とパワハラ上司自身の比重よりも、会社の政治だったり、部の上司達の精神疾患への理解のなさだったり、本来先だって社員を守る役割の役員のコウモリのような立ち回りが大きかった。全部ひっくるめていえば、ライアーゲームを週5日×9時間以上こなしていたことだ。

たぶん、パワハラだけならまだ何とかなったのだ。でも、パワハラ問題をめぐって、社内の色んな動きやパワーゲームに政治の存在、上の「下の育成・命を守ること」の軽視、他人を思った以上に尊重しない風土が明らかになっていった。「ルールブックはこうなんだから、これは違反じゃないでしょ?」って、それが爽快なのはジャンケットバンクだけだから。現実でやられましても。

 

 

上司が戻ってきたことには絶望したし私の心を折るには十分だった。上司面の皮どんだけ厚いんだと驚愕したけど、彼にはもう何も期待していなかったしなんとなく正体が割れていたから(自己愛性パーソナリティ障害疑い濃厚)、まあそれはよくて。

でも彼がどれだけ進言したところで、それを認めた「上」が複数いて、彼らはハラスメントの被害状況と今後にもたらす影響を甘く見ている、ということが一番の絶望だった。彼は絶対に繰り返す。今までだって問題になってきたはずだ。たまたま今明るみに出ただけで。私と隔離してはい終わり?違うだろ。

私がなぜ戦ったと思う。私が逃げたら下の世代が餌食になるからだ。絶対に繰り返す。私がADHD疑いであるように、彼は私から見ればどう見ても自己愛性パーソナリティ障害疑いだ。人は簡単に変わらないし、特性ならなおさらだ。自覚するところからケアは始まるが、自分の無実を私の見えないところで言って回っているそうなので、自覚すらないだろう。彼は常に自分が可愛い。

上は新参の私などより、古株の彼を結果的に厚く守った。弊社らしいと言えばらしい。でも、会社の守るものはなんだ。目先の売り上げだけか?でも未来のそれを作っていくのは、数多の若手だ。彼らにはそれは、取るに足らないことなんだ。バンドで言えば音楽性の違いだ。解散しても文句はないだろう。ある役員と私は、意外なところで同門らしい。同じ教えを受けたのにこんなにも考えが違う。マンガの同門対立あるあるってこれか~と思った。あるんだね三次元にも。

 

 

私の新卒の時の就活RTAは母校の期待値ボーナスによるところがでかいので偉そうに語れることは何もないが、一つだけ決めていたことがあった。「何をしたいかより誰としたいか。」人を見る目なんて私が最も欠落しているものの一つだが、欠落しているなりに、「いいひとそう、穏やかそう」と思えるところに入りたかった。能面笑顔の大企業、圧迫面接だまし討ちのベンチャー企業。こっちから願い下げだぜと思っていた。その感覚だけは、間違っていなかったのかなあと思う。

そうして私は、さまざまなラッキーボーナスが重なって、「いいひとそう、穏やかそう」な会社に入社した。決まった1社目だったしもうここでいいやと思ったのもある、だから就活RTA。贅沢もんが、と思われるかもしれないが、正気でないなりに、一生懸命その時の状況から走って逃げた結果だ。ろくすっぽ自己分析もせず、今そのツケが回ってきている。まあ一歩ずつだ。当時は希死念慮もあって今よりネガティブだっただろうから、どうせいい結果は出なかった。

しかし、様々な会社決定によって、数年後グループ会社の弊社くんに出向。たぶん、就活生だったころの私なら、「願い下げだぜ」と思う雰囲気が充満していた。「いいひとそう」な元弊社の先輩たちも、「あそこはヤバい」と口々に言っていた。先に出向した「とりわけいいひと」っぽい後輩は、数か月で病んで辞めた。

 

 

休職中も、最低限の会社とのやり取りはある。

窓口の社員を通してだが、その人は親切に接してくれる。若い人は染まり切っていない人も多いし、その人とはあまり関わったことがないから詳しい人となりは知らない。

いつもなら、良い人がいるンゴ…と思って心をすぐ開いたかもしれない。でも弱ペダの奈良代表も仏の顔も三度までって言っていただろう。まだちょっと警戒をしている。

私はいつも最低限のコミュニケーションにとどめているから、もうちょっと病状とか話した方が良いだろうか。その担当者は何も悪くないのが、その上が件の私が一番警戒している役員だからだ。私から何の情報を吸い出そうとしている?何か心理学の「技術」を使われている?

 

 

私が戦っていた時、島崎はだれも信用するなと言った。

件の役員など、その筆頭だ。

こうしていちいち関わる人を信用できるかできないかジャッジとかみんなしてんのかな。社内でだよ?村雨先生のような目があったらなあ。